13日㈯、青梅市内の戸建て住宅の現地調査に行ってきました。
大島社長の主導の元、1階、2階共にレーザーを使い調査開始。
建物に入り、まず「気持ち悪い、、、」。2階に上がると気持ち悪さは強まり、めまいを感じるほど、、、。床が傾いているのが原因です。
床にボールを置くと一定方向に転がっていきます。
持参したレーザー2台を設置し、2台からそれぞれレーザー線を出し、色の違う線、縦横の線、水平を取りながら実際の建物の傾きを調べていきます。
大島社長から調査手順や機械の使い方や見方、方法等を教えて頂き、実際の調査を見せて頂き、同行の若手社員はもちろんの事、私も大変勉強になりました。
簡易調査ではありますが、1階は一定方向に7㎝の傾き、2階は11㎝の傾きが確認され、地盤からの建物の沈下が解りました。
建物外からも、擁壁などの沈下の有無を確認し、沈下修正に入るための場所やスペースなども確認し調査は終了。
今回は建物下の地面の沈下が原因の家の傾きでしたが、今回の能登地震の被災された地域の家なども、倒壊しなかったまでも、傾いてしまった家が多くある報道を見ると、実際にこの状況で生活をすることのストレスや健康被害を考えると更に胸が痛くなりました。
今回の調査に同行させて頂き感じたことによって、被災された多くの方々へ、少しでも早く平穏が戻られるよう心から祈るのと同時に、私たちに何が出来るのかを改めて考えました。